(一社)静岡県建築士事務所協会 中部支部 支部長 高橋 辰弥
去る4月14日に発生しました熊本地震で、犠牲になられた方々に心から哀悼の祈りを捧げると共に、今なお避難所生活を強いられている方々に心からお見舞い申し上げます。
何よりも前震後に帰宅され本震でお亡くなりになってしまった、一度助かった命にも関わらず、無念にも失われてしまったことが非常に残念でなりません。
中部支部として、必ず発生する東海南海地震に備えるべく、民間建物の耐震補強を率先して啓蒙していくこと、そしていざという時に迅速に対応できるよう、早急に緊急体制を見直すことなど、今できることをしっかりとやることが、何より必要です。
そして今、会員減少により会運営の見直しが必要になろうとしています。
事務所協会の強みを前面に出して、建築というものづくりを生業とする全ての方々に、少しでも魅力のある事業を提供し、公益法人といえども、収益性を求め経営観念を持って会員増強に繋げて参ります。
その為には、中部支部会員皆様が一丸となって、盛り上げていただく他ありませんので、今後とも皆様の楽しく積極的なご協力をお願い申し上げます。