令和6年10月23日、建築士事務所協会中部支部業務委員会視察研修を開催しました。
今回は、CASBEE横浜 Sランク建築物 視察研修として、大林組Port Plus、中外ライフサイエンスパークの2物件の視察をさせていただきました。
まず、午前中に横浜市中区にある大林組Port Plusは、日本初の高層純木造耐火建築物であり、横浜市内の街中のビル街ですが、バスを降りた瞬間、圧倒的な存在感があり、見学前からワクワクするような建築物でした。大林組次世代型研修施設として利用されているため、普段は、見学ができない施設ですが、2グループに分かれて細かく説明を受けることができ、参加した皆さまの木造設計に少しでも役立てることができる視察になったのではないでしょうか?
昼食後、横浜市戸塚区にある中外サイエンスパークに向かいました。敷地面積が、158,600m2と広く、全部で16棟もあるため、会社が一つの街になっているような感覚になりました。こちらも2つのグループに分かれて施設内を見学させていただきました。環境のことを考え、街づくりのことを考え、何より、社員のために色々考えられた建築物でした。16棟一斉に建築したとのお話もあり、設計から完成までのプロセスもお聞きすることができました。
今回、参加された会員の皆様、ありがとうございました。少しでも自事業に活かしていただければ幸いです。
コロナ禍後、施設側の運営方針が変わり、視察のための交渉が難しくなりましたが、快く引き受けてくださった2つの施設には、感謝申し上げます。
また、来年度も視察研修を計画した際には、今回参加された方も参加できなかった方も是非参加してください。
業務委員会 委員長 坪井賢一